解法

 明日から修猷館では定期考査が始まりますね。明日から次の月曜まで考査期間じゃなかったかな。(代休の位置が意味深・・・笑)数学は水曜日だったと思うので、「数学専門ゼミナール 修猷館専門ゼミ」でも明日明後日と最後の追い込みとなります。今日は追い込みの際に感じていることと当塾の対応についてまとめたいと思います。

 

 定期考査なので範囲が決まっていますが、問題量はやや多いと感じる人もいるのではないでしょうか。こういうときによくみられるのが「解答の暗記」です。これはあまりよくありません。生徒の皆さんはどうでしょうか。ただ最近修猷館の生徒でよく多いのは「解答の丸暗記」ではなく「解答の流れをなんとなく暗記」することだと感じます。そのため記憶が怪しいと、論理が破綻しとんでもない方向に解答が進んでしまうことがあります。

 

 例えると、「地下鉄七隈線にのって論理を展開していたのに、次の瞬間には地下鉄空港線に乗って論理の展開をする」ようなイメージです。到着する駅が違うため全く違う結論になってしまう。(天神と天神南はおいといて)当の本人も「ちょっとおかしいかも」と思いながらもどうすればいいか分からずギブアップ。(分かりにくいですか?)

 

 このようなことはなぜ起こるのかというのは様々な理由があると思います。以前もブログで書いたような「解いている途中に迷子になる」のが原因でもありますし、やっぱり多いのは「なんとなく解いているから」ではないでしょうか。当塾では「なんとなくの解答」は必ず注意します。というより「なんとなくの解答」でないか必ず確認します。

 

「問題を見たときどんなことを考えたのか」

「何に困ったか」

「どのように対処したか」

「なぜその解法なのか」

 

しつこいと思われるかもしれませんが生徒に説明をしてもらい、間違っていたらそこで訂正しています。(正解の場合めちゃ褒めます笑)

この効果もあり、最近は指導している生徒は説明が上手になってきました。ぜひみなさんも意識してみてくださいね。

実はさらに余裕がでてきたら「別解」も伝えます。この「別解」に関しては明日以降のブログで伝えますのでまた見てくださいね。

 

数学の考査は水曜日だったと思います。「追い込み」の仕方を間違ってしまうと「定期考査のためだけの学習」となるので注意が必要です。

とにもかくにも、生徒の皆さんは試験勉強頑張ってください!