別解

さっそく別解の記事。

 みなさんは別解を考えるのは時間がもったいないと感じますか?たしかに生徒のなかにも「答えあっていたし・・・」のような感じで別解は積極的には考えないといった生徒もいるかと思います。私は別解を考えることはすごく良いことだと考えていて、もしかすると複数問題を解くより別解を複数考えるほうが力がつく場合もあるのではないかと思うこともあります。以下その考えをまとめます。

 

 別解はある意味「保険」みたいなものと考えています。テストのときに自分が思いつく方法でできなかったり、計算が大変だったときに途中で断念してしまった経験があると思いますが、そのとき別解を利用することができればすんなり解けたりします。

 

「学習したときは別解でもテスト問題のときは模範解答」

 

となることはよくあることです。そんなときのために複数の解法を知っていると圧倒的に有利!

 

また試験のときは何が出題されるのか分からず、現場での対応力が求められます。対応力をつけるために数多く問題演習をこなすこともあるかと思いますが、別解を複数考えることも重要なことです。別解を常に考えるように心がけると

 

「方針をたてることができる」

「問題を多面的にみることができる」

「解法の相互関係をつかむことができる」

「解法を自分なりに比較することができる」

 

というような力がつきます。簡単にいうと「真の実力」をつけることができます。ぜひ試してみてください。

 

ここまで簡単にまとめましたが、難関大学では簡単なパターン問題が多く出題されるわけでなく、ちょっとひねった問題や初見の問題が出題されることが数多くあります。そんなときに対応するためにはそれなりの「準備」が必要です。数学専門ゼミナールでは早期から「準備」をすることを意識し生徒に指導しております。そのためすぐに点数が上がることは少ないですが、徐々に安定して得点できるようになってきます。(今年のセンター試験がよい例)

数学に困っている人、さらに伸ばしたい人はぜひお問い合わせください。